あなたは「死の宣告」を受けたら、どうしますか?
こんばんは、いずきよです。
いきなりですが、ちょっと想像しながら
考えてみてください。
あなたは末期ガンで、手術をしないと
余命は1年と、医師に宣告されました。
そして、2種類ある手術の術式のうち、
どちらか1つを選択するよう言われました。
Aの手術
「死亡する可能性もあるが、生存率95%の手術」
Bの手術
「受けた患者の20人に1人が死亡する手術」
あなたはどちらの手術を受けますか?
鋭い人は気づいたかもしれませんが、実は
この2つは、数学的には全く同じ確率です。
しかし、これを見たほとんどの人が
Bの手術のほうが、より危険だと感じています。
これは「フレーミング効果」を応用したものです。
これ、すごく面白いと思いませんか?
たとえば、
「月に5千円以上稼げる人は10%」
「10人に1人が月に5千円以上稼いでいる」
…でも、言っていることは同じなんですけど、
「10%」よりも「10人中1人」のほうが、なんだか
自分にもできるかも!という印象を受けますよね。
ほかの例も挙げてみましょう。
「1万人中1286人が死亡するガン」
「死亡率12.86%のガン」
では、どちらのほうがより危険だと感じますか?
この例の場合では、1万人中…のほうが、
12.86%…よりも、危険性を32%高く感じる
という検証結果が出ています。
この検証結果からは、人数で示したほうが
人としての現実味を感じさせる…という傾向が
現れていることがわかります。
たとえば、
「2%の確率で事故を起こす」と聞くと、
確率は低いように感じられますよね。
ですが、
「100人中2人が事故に遭う」と聞くと、
脳は実在する2人の人がケガをする…という
ことを想像してしまうのだそうです。
これらを踏まえたうえで考えると、
『サービスの長所を説明するときの数字は、
絶対数のほうが高い効果を期待できる』
ということがわかります。
“実数には無意識に人の脳を働かせるパワーがあり、
パーセンテージには人に考えさせないパワーがある”
…と、このビジネス書の237ページには書かれて
あります。
実はこの本、私も持っていて、読みました。
アフィリエイトに限らず、リアルビジネスでも
役立つことがたくさん書かれていますので、
機会があれば、是非あなたにも読んでみて欲しい
1冊です。
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それでは最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
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